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『手術の詳しい説明を聞きにゆく!〜脊髄腫瘍の闘病日記〜』の話

入院前の最後(であろう)の外来に行ってきましたよ。
今回は、手術の詳しい説明があるので家族も一緒に。
うちはみーんなお仕事してるので、その中でも一番時間が自由になる父が来てくれました。


主治医は、1時間かけて、丁寧に説明そして質問に答えてくれました。


基本的には既に説明を受けていたことばかりだったのですが、2点だけ新しいことがありました。
ひとつは、入院(療養)の期間。
2週間で退院できるので、すぐにお仕事に復帰できると思っていたら、そのあと2週間は自宅療養とのことでした。
1か月もお休みするなんて・・・と思っていたら、それだけ大変な手術なんだよ、と先生に言われてしまいました。
私の意識が低かったようです(^^;


もうひとつは、関節の検査のこと。
いつも外来の診察のときに、先生が私のひじや膝を軽くたたいて、その反応を見るのですが(脚気のテストみたいなの)、
いつもビンッと反応がよくて、私は安心していたんです。
反応がよい=神経の働きがよい って思ってました。
でも、じつは真逆で、反応が良いというのは脳に指令がいかずに、ダイレクトに手足に指令が行ってしまっている証拠なんですって。
つまり、脳に伝える神経がうまく働いていないということ=腫瘍があるがために!ということなんです。
そっかー、そういうことだったのね。知らなかった。。。
ということで、少しずつ進行はしているようですが(最近はシビレも結構あるし)、1か月くらいはまだ大丈夫とのこと。
でも、半年は待てないそうです。
早く手術したいなぁ。


というわけで、ここからは手術の説明のメモです。
あいかわらず詳し過ぎるくらいに書いたので(笑)、ご興味のある方はmoreからどうぞ!



▼病状の確認
第一頸椎と第二頸椎の間に腫瘍さんあり。(鼻と同じくらいの高さの後頭部のとこ。背骨の1番上と2番目の間)
大きさは2.5センチくらい。
親指の第一関節くらいの大きさ。
結構、おおきいとのこと。
画像で診断する限りでは、脊髄の外にあるような感じだけど、
もしかしたら脊髄の中にあるかもしれないとのこと。

▼治療しない場合の今後の可能性
確実に、手足の麻痺がもっと出て、車いす・寝たきりになるし、呼吸困難になって天国にいってしまう。

▼治療方法
摘出手術のみ。

▼手術の方法
後頭部の下の方(うなじの上の方)をジョリジョリとして、12センチくらい縦に切ります。
中では、筋肉を切って、頸椎(上の方の背骨)を切って、いくつかの膜(脊髄のあたりには膜がたくさんある)を
切って、病原の腫瘍さんにたどり着きます。
それを切除。
神経を覆っているサヤが膨らんでできた腫瘍であるため、その神経自体も一緒に切除するかもしれないとのこと。
そこは、後頭部の感覚をつかさどっている神経なのですが、
私の場合、すでに腫瘍にやられて働いていない可能性が大きいらしい。
そうなると、後頭部の感覚がないことになるんだけど、そんなことは一切ないの。
ちゃんと感覚があるの。
なんと、ダメになった神経をカバーするために、ほかの神経がその役割も負担してくれているんだって。
そういうことが私の中で起きているそうです。
おそるべし、人間のカラダ。
元気な神経さん、がんばってーーー!

また、頸椎をけずって手術するので、必要であればチタンの骨を入れるとのことです。
第一頸椎は、さほど大きな役割をはたしていないのですが、第二頸椎は大きくてとても大切な骨だそうです。
髪の毛の生え際あたりを触ってみると、大きな骨があるのが分かりますよ。

▼手術のリスク
手術となると、一番こわいのはこのリスクのお話。
私の場合は、神経がたくさん通っている難しい箇所になるので、それを傷つけた場合の後遺症。
手足のしびれとか麻痺とか。
また、手術中の処置で髄液が出ることになると、一時的に脳へかかる圧が変わるために、頭痛がひどくなるとか。
あとは、感染症や出血(ひどい場合には輸血)。
こわ~~~いと思って、自分はそんな風になっちゃんだ、麻痺がひどくなっちゃうんだ・・・っていう気持ちになっちゃいますが、
先生がおっしゃるには、すべて5%程度のリスクとのこと。
今までの経験では、このようなリスクが起きることがないと言ってもいいけど、
それは患者それぞれにもよるし、手術するのも人間なので絶対はないと。
そりゃあ、そうだよね。
先生たちの裁量を信じているので、基本的にはそんなに心配はしていないのですが、やっぱり不安は不安ですね。
それから、手足を動かす神経がある箇所なので、それらがちゃんと働いているかを確認するため、
電流を流しながらの手術になるそうです。

▼手術当日
8時に手術室に移動(やっぱり、自分で歩くんだって!)。
心電図や人工呼吸の準備などなどをして、麻酔。
私はすぐにコテンと寝てしまうので、その後に、うつぶせにするそうです。
首が動かないように、頭をガッチリと固定するので、その器具の痕がしばらくはかさぶたになるかも。
手術開始は9時半頃、終わるのは6時間後くらい。
最初は4時間だと思ってたので、ちょっと長いな~と思いました。
手術が終わったら、念のためにその日は集中治療室で1晩過ごします。
呼吸をつかさどる神経があるところなので、それをしっかりと確認するそうです。
お手洗いも自力で行けないので、管をつけるんだって。Oh, no...(><)

▼その後
うまくいけば、手術の翌日には集中治療室を出て一般病棟へ移動。
おなかが空いたりしたら、ご飯も食べられるそうです!
でも、しばらくは傷が痛むらしい。
それは仕方ないけど、いやだなぁ・・・(><)

▼手術あとの期待にすること
一番期待するのは、今のシビレやだるさがゼロになることです。
ただ、一方では完全にはなくならないという可能性も大いにあります。
神経は一度ダメになってしまうと、今の医療では再生できないため(脳梗塞で手足に麻痺が残ったりするのと同じ)、
今の状態でダメになっている神経の再生は見込めないので、シビレが残るかもしれないと言われました。
ただ、私としては、いつ手足が動かなくなったり呼吸が止まったりするのが分からないような腫瘍という爆弾を抱えてのシビレよりも、
腫瘍がなくなったあとの後遺症として残るシビレの方が何倍もいいし我慢できます。
年取ったときの神経痛とか手足のしびれみたいなものとして、付き合っていく覚悟はしてます!

▼入院期間
2週間。
退院してからの自宅療養も2週間なので、1か月お仕事を休むことになります。
忙しくない時期でよかった。。。(忙しくないっていうか、超ヒマな時期なのです^^;)

▼手術に立ち会う先生
お世話になる大学病院の脊髄専門の医師4人が集まれる日を手術の日としてくれました。
その他、主治医の部下の先生などもいるかもしれないし、もしかしたら、見学する先生や学生たちもいるのかもね(大学病院の勝手なイメージ)
そして麻酔の専門医。
それから、私の場合には、ケロイド体質ということもあって、皮膚科や形成外科の先生にもお世話になるかもしれません。

▼その他
輸血が必要になった場合の承諾書、手術の承諾書に署名。

忘れないうちのメモ、なが~~くなっちゃいました。
このあとは、入院日まで体調管理の毎日です。
そんなに大げさなことじゃないんだけど、風邪はひかないようにしないとね。
by maropu21 | 2014-05-28 18:32 | 手術 | Trackback | Comments(10)
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Commented by Kim at 2014-05-29 06:30 x
はろーん!なんか、全部書いたコメントが消えた!!間違って変なキーを押しちゃったみたい!!がーーーん。長いコメントだったから、いったい何を書いたのか、忘れてしまった。。。

気を取り直して、もうっかいがんばる!!

手術への準備説明、ありがとう!!感謝です~!!って、なんでMEが感謝しなきゃいけないのか、、って感じですが、いろいろ気になってさー!!どうなるんだろう、どうするんだろう??とか、とか、いろいろ。いろんな疑問が結構解決したわ。。

ちょっと意外だったのが、自力で手術室に行くってやつー!jなんか、日本では主流なのかな???意外~~!アメリカは、ストレッチャーで「がんばって!」風に乗せられて、ドラマのように見送られてさー!手術実って、大体地下室にあるらしく、エレベーターに乗せられて、おりるとひんやりしたオペルームが並ぶ廊下に出て、、、って感じ。でも手術準備室(OP PREP ROOM)へは、自分で歩いて行ける人は行くのよね。そこで、スッポンポンになって、ガウンに着替えてさ、点滴セットやら、ほとんどの準備を始めるんだわよね。
Commented by Kim at 2014-05-29 06:42 x
たぶん、YOUのことだから、手術室をくまなくチェキすると思うけど、壁の色は、緑?青?かそんな感じでさ、ひんやーりしていると思うけど、とにかくね、ナースの人たちの準備の手際の良さにすごく感心すると思う!いろんな機器、とにかく、YOUなんて、本当にいろんな器械を取り付けると思うけど、みんな手際のいいのなんのって!!まぁ、その道のプロだし、きっと日々やっている仕事だからなんだろうけど、本当に感心したものです。あんまりじろじろ見れないけど、結構何してるんだろう、ってきょろきょろしたものです。MEは。笑

私はさ、体格いいでしょ、だから、ストレッチャーから、手術台に乗せられるとき、1,2,3で、シーツごと動かしてくれるのね、その手術台があまりに、細くてさ、転げ落ちるんじゃ??ってちょっと心配になったの、思い出した。笑 重たいから、悪いなーっとか、思いながらさー。笑 

あと、何度も名前、生年月日、どんな手術をするのか、とか、結構繰り返し、いろんな場面で聞かれたねー。リストバンドと確認されてさ。これだけ、本人確認するのに、患者取り違えが起きちゃうんだから、すごい確立だなーって思ったものです。
Commented by 最後!! at 2014-05-29 06:42 x
私が一番怖かったんはさ、、全身麻酔!!手術そのものより、麻酔科の先生って、ほんっとうに需要が多いのに、先生が少ないから、いろんな手術を掛け持ちして、あちこち行っているって、よく聞いてたからさー。麻酔、頼むよーー!って。たぶん、渡辺淳一の「麻酔」ってのを読んでいたからだと思う。YOUは手術前は読んだらダメよ~~!!! 全身麻酔から覚めてからが試練よ~~!がんばっておくれ。。。いものことながら、長くなっちまったが。。てへ。
Commented by maropu21 at 2014-05-29 11:31
きむちんさん

経験談、興味深く読ませてもらいました。
すでにいろんなこと聞いてるけど、手術って本当にたくさんのことが行われているから、話は尽きないね。

アメリカはストレッチャーに乗るんだね~。
私のイメージではそれだったのに、この病院は歩いて向かうみたい。
術前検査で見たDVDでもそうだったし、基本的には歩くみたいだね。
でも、終わったあとは、ストレッチャーに移されてICUに行くのかしら?
シーツごと、ストレッチャーに移されるのかな?
術中の出血したシーツとかじゃなくって、新しいのに代わってるの??
いろんなことが疑問になるわ。看護師さんに聞いてみないと。
手術台にも自分で上がるって聞いたので、麻酔がかかるまでは少し観察できるかな。
歯医者でも思わず器具を見ちゃう。
で、見て怖くなって、ドキドキしちゃうっていう・・・(笑)
あ、でも、メガネがないから、詳細まで分からないかも。。。

うーん、麻酔から覚めたあとね。
いろんな人が、そこが一番しんどかった辛かったって言ってるので、それがちょっと不安(><)
Commented by みい at 2014-05-29 22:23 x
こんばんは~

 いよいよなんですね。
わたしまでドキドキしてきました・・。
現代医学は進歩してるからね。
先生を信じましょう。
わたしは、無事終わること祈るだけしか出来ないけれど。
頑張ってね!
Commented by maropu21 at 2014-05-30 09:18
みいさん、こちらもおはよう~。

いつもありがとう。
あと1か月をきりました。
やっとです・・・それまで、体調を整えながら過ごします!

エール、ありがとう!
うん、先生の腕を信じてます!!
祈っていただけるの、うれしいです。
まだしばらくはブログの更新もできると思うので、また遊びにきてね(^^)

ますます暑くなってくるので(ムシムシ度も上がってくるしね)、みいさんも
どうぞ体調には気を付けて過ごしてね。
Commented by いけこ at 2014-06-02 10:08 x
おはようございます、maropu21様

いよいよですね。
私も、まめに神社さんへ通りかかる度に、お詣りしております。
ご利益が届きますように。こんなことしかできませんが・・。
くれぐれもご体調を整えて、気分転換に楽しいことをいっぱいして下さいね。

手術室へ歩いていくんですよね。私も相方の胃がん手術の時、びっくりしました。
家族も手術室の前の廊下まで行けるのですが、帰りは自分たちで帰るのですが、普段一般人が使わないエレベーターとかを使ったので、帰り道がわからなくなって、ちょっと迷いました(笑)。

術後は全身麻酔だと、覚めてからすぐは足の末端に感覚が行きにくいらしくて(相方の体験談)。
私が足の指をそらしたり、広げたりとよくマッサージをしましたよ。
血栓予防にもいいみたいなので、旦那様にお願いしてみてはいかがでしょう?
後、痛いでしょうが・・・、術後翌々日くらいにもう、歩かされます・・・。
でも、歩けば歩くほど、治りが早いらしいので、ここは踏ん張って下さいまし。
Commented by いけこ at 2014-06-02 10:08 x
病室は個室ですか?
意外と個室でも荷物置き場が少ないです。荷物も色々増えますし。
鍵もかけられて移動も楽、そして、簡易にものを置け、見舞い家族の椅子替わりになるので、旅行用のスーツケースでお荷物持って行かれたら便利かと思います。

しっかりされてるmaropu21様ですから、きっと大丈夫ですが、もし、何かご準備とかでお問い合わせがございましたら、ご遠慮なく~。
メールでも、ラインでもお待ちしております~。
Commented by maropu21 at 2014-06-02 14:14
いけこ様

こんにちは!
いつもお心に留めていただいていて、ありがとうございます。

いろいろな情報、とても心強いです!
足の感覚が鈍くなるんですね。ふむふむ・・・
私の病気は、手足の神経が麻痺して鈍くなっていくので、
なにも知らず、術後に「足の感覚が感じない?!」なんてなったら、かなり不安になっていたと思います(^^;
麻酔から目覚めたら、まずは、手足が動くのか確認したいと思ってましたが、そういうこともあるのですね。
血栓のことは、お話に聞いていたのですが、マッサージとか良さそうですよね。
私も頼んでみます。

やはり、歩いて手術室に向かわれたのですね~。
病院でそう聞いたときには、ちょっと拍子抜けでした(笑)

Commented by maropu21 at 2014-06-02 14:14
あと、スーツケースのお話!
これもとてもためになりました。
そうします、スーツケースに入れていきます!!
結構な荷物になりそうなので。。。
お部屋の希望は個室なのですが、空いてるといいなぁ。
術後は傷の痛みもちょっと不安ですが、痺れの原因である腫瘍を取った結果なんだと思えば、
そっちの方がどれだけいいことでしょう!
我慢します!
(といいつつ、きっと、痛い痛い~って騒ぐと思いますが 苦笑)

またLINEなどでご連絡させていただきます!
いつもありがとうございます(^^)