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『闘病日記〜チョコレート嚢胞 大学病院で手術の詳細を聞く』の話

年が明けて、外来の日。
チョコレート嚢胞の摘出手術をすると決めたことをドクターに伝えます。
土曜日だったので、オットが車で連れて行ってくれました。

そして診察室へ。

先生 「どうですか?」
私 「はい、ちゃんとオットと話し合って、手術をして片方の卵巣をとることに決めました。」
先生 「わかりました」

ということで、手術することは決定。

お話はつづきます。
摘出するのは、右側の卵巣。
5.5センチのチョコレート嚢胞ができているところです。
また、右側の卵管も摘出します。
最近の研究で、卵巣ガンは卵管から発生するという報告があるので、
妊娠をのぞんでいないのであれば、取ってしまうのがいいとの説明を受けていて、
私もそれに納得しました。
ついでに・・・といったらカンタンに聞こえますが、まぁ、せっかく手術をするので
「ついで」ですよね(^^;

さらに、卵管から発生すると思われる卵巣ガンの予防ということで、左側の卵管も摘出することに決めました。
左側はMRIの画像をみても、明らかに健康です。
でも、ガンになる可能性がゼロではないのならば、私は迷うことなく摘出することにしました。
どれもこれも、妊娠をのぞんでいないから決心できることです。
何度もいいますが、のぞんでいるのであれば絶対にできない手術ですよね。
残るのは、左の卵巣だけになります。

つぎは手術の方法。

開腹手術と腹腔鏡の手術を選ぶことができます。
腹腔鏡は認定医(さらに、経験の豊富な医師)がおこないます。
私は最初、開腹手術を希望していたのですが、結局、腹腔鏡に決めました。
開腹にしたかったのは、先生の目で見て、悪いところをすべて確認してほしかったから。
でも、手術の傷跡も大きいし、なにしろ私はケロイド症の体質なので(これが厄介!)、
できるだけ傷が小さいほうを選んだわけです。
この手術をうける人の8割が、腹腔鏡をチョイスしているそうです。
あきらかに、術後の回復にかかる日数がちがうそう。
実際に腹腔鏡の手術を受けた人は(同僚のお父さま、なんと80代!)、遅くともオペの2日後には歩いているって。
入院日数も少なくて、回復が早いのが利点です。

実際、私も手術の次の日には必ず歩いてくださいといわれました。
ドンドン歩くようにって。
もちろん痛み止めは使いますけどね。
腸を動かして、内臓の癒着を防止するためだったり、血栓予防にもなったりするんですって。
脊髄腫瘍のときは、3日くらいは寝たきりでしたけど、今度は次の日に起き上がるだけじゃなく、
歩いていいなんてビックリポンです。

麻酔は全身麻酔となります。
前もそうでしたが、麻酔科の先生の説明を事前にうけなければなりません。
今回は手術の前日に入院するので、入院よりも前に、麻酔科の外来を受診することになりました。
2日前入院だった脊髄のときは、入院当日に麻酔科の説明がありました。
全身麻酔で私の意識がなくなったあと、動いているのは心臓のみ。
呼吸もできなくなるので、人口呼吸器を口から体内に入れます。
ここまでも脊髄腫瘍のときと同じ。

麻酔がかかったら体位を変えます。
仰向けで寝ている私、アタマをナナメ下にされるんですって。
なぜだか分かりますか?
卵巣のまわりには、いろいろな臓器があるので、
アタマを下にすることによって、それらの臓器を重力で下に移動させるためだそう。
そんな理由なんだ・・・(^^;
ちょっと驚きました。

また、足を開き子宮に器具を入れて、ちょっとずつ子宮の場所をかえながら手術をするそうです(子宮がジャマにならないようにする)
まれに器具が子宮をつきやぶってしまうことがあるそうですが、その場合は縫合します。
それによって、受精卵が着床しにくくなる場合もあるので、妊娠をのぞんでいる人には大きな問題となります。

さらに、腹腔鏡オペはおなかに空気を入れて膨らませます。
どんな気体でしょうか?
いちばんダメなのは酸素だそうです。
オペ器具の使用で火花が飛んだりすると、燃えちゃう可能性があるから。
なので、入れる気体はその正反対の二酸化炭素。

そんなことをしながら、下腹部に小さな穴を開けてオペ開始。
おなかの真ん中と左右の卵巣のあたり、合計3つの穴を開けます。
すべて下腹部です。

手術は長くて3時間くらい。
手術室にはいってから目覚めるまでです。
実際、摘出したり直接オペにかかわる時間は1時間半程度と聞いています。

今のところ事前に聞いているのはこれくらい。
近々、麻酔科の外来に行ってきます。
たぶん、脊髄腫瘍のときと同じような内容なのかなーと、まるで慣れっ子みたいに
なっちゃってますが、慣れっ子にはなりたくないですね(^^;

ちなみにその日は、診察以外に、インフォームドコンセプト(第三者を交えてオペのお話を聞く)と術前検査をしました。
インフォームドコンセプトはオットがちょうどいたので助かった!
一緒に話を聞いてくれました。
術前検査は、採血や採尿、肺活量、心電図、肺と腹部のレントゲン撮影でした。
採血は6本分とりました。
長かった…しかもあんまり上手くない看護師さんに当たってしまったようで(私の血管も細いみたいでよく苦戦されますが)、
採血から1週間くらいは血管が痛くて…久々にその痛みを体験しました(^_^;)

前の続きなので、コメント欄は閉じますね〜!


by maropu21 | 2016-01-20 22:00 | 手術(チョコレート嚢胞) | Trackback
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