2011年 06月 26日
『大阪、京都、そして名古屋へゆく ~東福寺 vol.2』の話
東福寺の続きです!
苔がとってもきれい。青々していてみずみずしいね。

見て、このこんもりしたミドリ!

これがぜーんぶ紅葉するの。想像するとすばらしい景色よね。

以前、秋にも来ましたが、あまりの人の多さに閉口してここまで入るのやめたもの。それぐらいものすごい人ごみです。向こうに見える橋は拝観料がいらないところなので、あそこでこの紅葉を見てそれで終わったのでした(苦笑) 向こうから見るのと、拝観料を払って入ってみる景色は違うのでしょうか??同じもみじを見るのだからきっとおんなじような感じなんじゃないかしらね(^^;

渓谷「洗玉澗」も見えます。

そうそう、ここここ。秋にはむっちゃ人がおったところや~。通天橋という紅葉時期の東福寺では一番有名なところです。今はゆっくりと歩くことができる。

通天橋を渡ると・・・開山堂という大きな建物が現れます。中心に通路があって、左右に全く異なった趣向の庭園を見ることができるのよ。

向かって右側の庭園はこんなふう。緑や花でいっぱい!色あざやかです。

きれいねー。

そしてこちらは、左側。枯山水の庭園なり。

升目をアップ。こんな風になってます。この庭園も座ってゆっくりと眺めることができるのよ。ただし今の時期は・・・だと思うケド。

さて、開山堂を出てもうちょっと境内を散策してみよう。ずーっと階段が上まで続いてる。

階段をのぼっていくと・・・あ、お坊さんが箒で掃いた後だ。お掃除も修行の一部なのでしょうね。でもこの先は道場になってるのか、入ることができませんでした。

朱色の愛染堂の下からパチリ。

人がいない東福寺。何度見ても不思議な光景。普段はこんなふうなんだね。

水辺を横切って・・・

これも紅葉だったら、また違った美しさなのね。

混んでても見に来てみたい・・・なーんてちょっと思っちゃうぐらいにステキな東福寺です。(でも近くまで来てもあきらめるんだろうな。なんかね、もう、既に駅から行列なんだ)

境内散策を続けましょう。この建物は、方丈と呼ばれるものです。本堂です。建物の四方全てに庭園が造られてて、これは禅宗では珍しい試みなのよ。

方丈の中へレッツゴー!昔の学校みたい。

まず最初に出会うのは、南庭。この枯山水の庭園でした。巨岩は四仙島という4つを表し(仙人が住むと言われてるんだって!)、周りは八海、奥の緑は五山(格式のある5つのお寺)。

奥の緑、五山はこんな感じ。

そして東庭へ。七つの石は、北斗七星のカタチに並んでる。足元に夜空を造りだすなんて面白い。

庭園と庭園への移動も、こんな感じのところをゆっくりと歩きます♪

ひろいねー。冬は寒そうだわ。

お次は、北庭。四角く刈った苔と敷石を交互に美しく並べてます。

苔のアップ!ウマスギゴケという種類。

最後は、西庭。刈りこまれたさつきと砂地のきれいな庭園。

西庭からちょっと進むと舞台があって、そこから見える景色。

あるところで見つけた浮き彫り。きれいだね。

庭園を満喫。そろそろ東福寺を出ようかしらね。この渡り廊下の屋根も反っててきれいなカタチだ~。

続いて訪れたのはこちら。続きは次回に!あとちょっとお付き合いください(^^)

東福寺ゆっくり見ることが出来て良かったね~
緑の美しさ、庭園の美しさ堪能しました^^。
オフシーズンもいいですね。
あまり人が多いのは苦手なわたし。
次は雪舟寺ですか。
行ったことないな。楽しみにしてます^^。
庭園は詳しいことは知らなくても、雰囲気だけでも非日常の世界で癒されますよね。お江戸にはお寺の庭園が皆無と言っていいほどなので、残念です。
次もまたよかったら見てみて下さいネ(*^o^*)