2018年 10月 06日 ( 1 )

もう6年くらい前(^_^;)
ある週末にお茶会が催され、その時の記録です。
前回は裏方の記録、今回はお茶席に参加したお話です。

私の「先生」と「先生の先輩先生」(こんがらないでね 笑)によるお茶会でした。
先輩先生は御年80歳くらいとのこと。
なかなかお目にかかれるチャンスのないような先生だそうです。
へーえ、そんな先生と合同のお茶会を開催するなんてすごいなぁ〜。
とシロートの私はよくそのすごさも分かっていないような感想でした。


私にとっては初めてのお茶会。
先生の社中としての裏方の仕事もそうですが、お茶会自体はじめてなのでドキドキ。
何もかもが新鮮!
きっと茶道に精通していらっしゃる方々には、ごくごく当たり前のこともあるでしょうが(苦笑)、よろしければどうぞお付き合いください。

ではお客としてお茶席に入った、超初心者の体験談のはじまりはじまり〜。
ご興味あればどーぞ!


今回のお茶会は都内の有名な茶寮にて、チケット代は「濃茶席+点心+薄茶席」で12000円。
弟子の私たちも先生に自分の分のチケット代を支払います。
お友達や両親を呼ぶことがあったら、先生からその分のチケットを買って、お友達や両親からお金を徴収!
12000円もするので、ほんとに興味がある人しか誘えないかも^^;
プレゼントしてあげられるほどの太っ腹になりたいものだわ。


ところで、初心者にはいろいろなハテナなことがてんこもりです。


◆その1 『回る』ってなに?◆
お茶会のちょっと前のお稽古のとき。
社中の先輩たちが、「お友達が来るんだけど、一緒に回れるかしら」とか「じゃあ、先にあなたが回って、その後に私が回るのはどう?」とか、「でもきっとバタバタしているから一緒に回れないかもね」などと話しているのを聞いて、「回る」って何??とか思ったワタシ。
その意味は、当日現場に行ってわかりました。
お客様はまずは濃茶の席へ行き、その後は点心(懐石料理ランチ)、そして薄茶席へと移動するので、その移動することを「回る」と言っていたようです。
ただ、濃茶席が混みあっているときなどは、先に薄茶席に行ったりするようで順番はどうでもいいようでした。



◆その2 『先に行って順番待ちする』のはなぜ?◆
裏方の仕事をしながら、時間が空いたときに点心をバタバタといただいた後(裏方なのでゆっくり味わえないのが残念・・・)、社中の大先輩が、「初めてのお茶会なら、お客としてお濃茶席に参加してきたら?」と言ってくださり、私のお茶会デビューと相成りました。
Oさんと2人で行くようにすすめられたのですが、そのOさんが「お手洗いに行ってくるのでちょっと待ってて」と言います。
すると大先輩は、「Oさんのお手洗いが終わるのを待たずに、先に行って順番待ちしてなさい。時間が少しでも短縮できるわよ」と言います。
「先に行って待ってる??時間の短縮??」「なぜお手洗いすら待ってちゃいけないの??」とわけが分からず、とりあえず、Oさんのお手洗いを待ってからお濃茶席へ。
しかし、それもまたすぐ判明しました。

まず、お客様用の入り口でチケットを見せて記帳を済ませます。
ふ、筆だ・・・
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その後、お客さんの采配をしている係の人に「濃茶席への参加」と伝えると、「今、5組くらい待っておりますので、こちらの待合でお待ちください」とのこと。
少なくとの4,50分はかかると思いますだって!
待合の部屋の前には草履がズラリ。
こちらは2組分だそうです。
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お茶室に入れる人数には限りがあるので(ほんと狭かった!)、自分たちの順番がくるのを待っているグループが何組も出ていたわけです。

そうか、だから先に行って順番待ちをしている方がよかったのね。なるほどー。
待合の部屋に入りきれない人たちは外の待合のベンチで待っています。
お庭、とてもきれいね。
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お客の采配をする男性。こんな格好してます。
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私たちも待合のベンチ待ち。
結局そのあと1時間くらいして、やっと待合のお部屋に入室。
まだお茶室じゃないですよ。
待合のお部屋です!
ここでさらに順番待ち。
やれやれ・・・(^^;


待合のお部屋でもグループに分かれてます。
ここでお菓子をいただきます。
ここまで1時間ちょっと。

その間、裏方仕事の方が心配で(だって、こんなに待つとは思わなかったもん。。。)、2度ほど先輩のところに行って「だいぶ時間かかっているんですけど、大丈夫ですか??」と確認に行きますが、「もうここまで待ったんだし、並んでらっしゃい!」と言ってくれる。
なので、また待合に戻り、Oさんと談笑。
すると、隣にいた和服の女性が声を掛けてきて、最初は楽しく話していたのだけども10分もすると彼女がお説教魔ということが判明(笑)
「人間は基本がなってなくっちゃダメ!」とか「お箸の使い方が間違っている外国人に注意もできない日本人」の話とかいろいろし始めるの。
申し訳ないけど、ただでさえ待ち時間が長くて正座で疲れちゃっているのでお説教を聞く元気がないのよね(^^;
幸い、Oさんはその女性と同じような年代だからか熱心にお話を聞いてくれていたので、私は何気にその会話の輪から離れてぼーっとしてました。

ついにお菓子が回ってきました!
名古屋の和菓子屋さんから取り寄せたという主菓子はとってもおいしかったです。
また食べたいくらい~。
ずいぶん待ち疲れた。。。
やっと次、濃茶席に入れる・・・
経験も必要かもしれないけど、なんだかもう疲れちゃったわ(^_^;)
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濃茶席のお部屋はものすごく狭くて、なのにたくさんの人が中に入るのでホントぎゅーぎゅーーー!
明らかに私よりも初心者の若者ジョシもいて、濃茶の濃さにビックリしていました。

ちゃんとお茶の席に座ったのはこの濃茶だけでした。
薄茶は私の先生の担当だったので、こっそり参加。


いやー、、、
風流ではあるけど、こういう大きなお茶会って…正直、ベルトコンベヤー式の印象も残りました。
さあ、夕方くらいまでにドンドンとこなしていくよーーー的な。
お茶会ってもう少し余裕のあるものだとシロートの私は思ってました。
大人数のだったからこういう感じだったのかなぁ。

=====
掛け軸やお花、お道具など拝見するのは楽しいのかもしれませんが、
勉強不足でシロートの私には何がなんだかよくわからないのが残念。
自分、勉強しっかり!!だなー。
まあ、勉強しても、買えないお値段のものばかりですが(^_^;)
こんなに素晴らしいお道具を披露しますよ、というのが亭主側もお客側も楽しいのでしょう。
こんな素晴らしいものを手に取って拝見できる!という喜び。
でも、もっと普通のモノではいけないのだろうか?
ともふと思いました。
自慢しあいっことまで言う気はないですけど(苦笑)、高価なものを見せることは私のイメージしていたお茶の世界とは少し違ってました。
でも、お茶をなさっている方々のブログを拝見していると、決してそれだけではなく、一般ピーポーがゲットできるようなものを使ったり手を加えて風流にしつらえたりとそれぞれの楽しみ方もあるようですので、私はそういう方が好きです。

私のお師匠は、60を過ぎてもお稽古を頑張っていらっしゃり、この世界では若いながらもかなりかなり認められている方。
ここまでなるには、お茶ライフを主に生活してきたのだと思います。
そうでないと、正直上の方まで行けないと思う。
上までいくなら、片手間にはできない。
気持ちもかなり厳しく持ってないとダメだと私は思ってます。
お金もかなり必要ですね。
先程の話のようなお道具は、普通に揃えてもかなりの金額ですが、由緒のあるいいものになると…OMG!なお値段です。
社中に入っての師匠と弟子という関係、先輩と後輩という関係は運動ワールドと同じだと思う。
上下関係は厳しく、常識はもちろん、時にはそれを超えた行動が求められます。
超えるというのは大げさなものではなく、すべては相手を想っての行動。
とてもできたニンゲンになれそうです。

常識というのは、季節のご挨拶やお礼の仕方など、日本人らしいもの。
事務的なことを担当してくれていた社中の女性から、「先生にお歳暮をお送りする時期になりました」など連絡があります。
あ、お歳暮も気持ちの問題だと思いますが、もちろん会費を納めなければいけません。


カルチャースクールとかでお手軽にお茶の世界を知ることができますが、弟子として入るという体験はなかなか面白かったです。

お金もかかるのですが、なによりも、私がもっとちゃんとしてたら、強かったら続けられてたかもしれません。
それくらい「学ぶ」ことが求められます。
強制ではなく、当たり前のことでした。

お茶の雰囲気は大好きなのでまたやりたいですが、趣味で少しやるくらいでもいいかなーと思ってます。
体育会系のじょは私には向かないみたいです 苦笑


by maropu21 | 2018-10-06 14:50 | 茶道 | Trackback | Comments(0)

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